昨日1/4(土)に「みんなの森 ぎふメディアコスモス」で開催された「Gifu WordPress Meetup #78」に参加いたしました。
今回は「これからはじめるWordPress & なんでも相談会」ということで、まずは「WordPressで作るべきか」という根本のお話から、皆さんのお困りごとの共有が行われました。
ちなみにGifu WordPress Meetupに参加するのは今回で3回目です。
Gifu WordPress Meetup についてはこちら
https://wp-community.jp/blog/tag/gifu-wordpress-meetup
公式テーマがブロックテーマであることや、WordPress 本体の機能の追加がブロックテーマを使用している前提のものであることから、今後はブロックテーマが主流になる。
クラシックエディターもプラグインを入れれば使える。
「少なくとも2024年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。」とあるので、クラシックエディターの需要があるうちは大丈夫そう。
プラグイン Classic Editor
https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/
Advanced Custom Fields はカスタムフィールドを作るのに欠かせないプラグイン。
しかし、WordPress への貢献が足りないとの指摘?からWP Engine のAdvanced Custom Fields が使えなくなるということが発生。
現在はAdvanced Custom Fields は以前のように使えるようになったとのことで、こちらも安心していい。
プラグイン Advanced Custom Fields
https://ja.wordpress.org/plugins/advanced-custom-fields/
カスタムフィールドに関する余談
カスタムフィールドの情報はmeta情報であるらしく、サイト内検索では検索対象に含まれない。
ブロックテーマの場合は、カスタムフィールドにブロックを使用することで検索対象に含まれるそう。
(しかし、これは有識者でないと作れない…)
そもそもカスタムフィールドで作るべきか?
ブロックテーマの場合、どこもかしこも編集できるフルサイトエディターであることから、どこにでもブロックを挿入できる。
カスタムフィールドではなく、ブロックで作るのがベターな気がする。
ブロックで賄えない場合は、有識者に専用のブロックパターンを追加で作ってもらうのもいいかも。
公式がブロックテーマに舵を切っていることから、ブロックテーマを選択した方が長く使えるサイトになりそう。
その中でも更新のことを考えると、公式テーマが一番長生きしそう。
管理画面でできることが増えたことから、できる限りテーマファイルは触らない。
スタイリングも追加CSSを記述する欄が管理画面に設けられているので、それを活用する。それで賄えない場合はCSSファイルを作成して、テーマファイルに設置する。
公式テーマをあまりカスタマイズしなければメンテナンス性を保てるが、プラグインや他のテーマを選択する場合は運用についても事前に考えておく。
WordPress 本体は年3~4回メジャーアップデートをしているので、テーマやプラグインもそれに合わせて新しいバージョンがリリースされる。
テーマによってはアップデートに料金が発生するものもあるで、テーマ選択時にチェックしておく。
また、パッチバージョンはバグ修正によるものなので、基本的にはリリースされたら即座に更新する。
最近のテーマには機能も含まれることから、他のプラグインと干渉が起きていないかも確認する。
箇条書きになってしまいましたが、今回も学びが多いmeetupでした。
勉強会の後も参加者の方とWordPress の運用について考えたりと、有意義な1日にとなりました。
(サイトの作りにもよるけど、自分だったら制作者と内容を詰めた上で最低でも1年間は保守契約を結びたい…。)
また、いつも皆さま温かく迎え入れてくださって感謝です。
普段はa-blog cms の勉強がどうしても多くなってしまいますが、WordPress のシェア率を考えるとWordPress の勉強も欠かせません。
(今までWordPress で作ってもらったサイトも気になるし…。)
管理画面からできることが増えた今のWordPress は私にとってはとても使いやすいものになりましたが、その分運用中に誤って壊してしまうこともあります。今後はその辺の塩梅も探って行けたらと思います。